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1-16b. 文字作成[TEXT][MTEXT]

文字作成

文字を作成するコマンドには1行文字[TEXT]とマルチテキスト[MTEXT]の2種類があります。

1行文字は名前の通り一行だけの文字を書く場合に使います。

マルチテキストはテキストエディタを使い長い文章を書く場合や、細かい書式設定をする場合に使います。

YouTubeでも解説していますのでご覧ください。

1行文字[TEXT]

アイコンまたはメニューからコマンドを実行する場合は画像を参考にしてください。

ツールパレットー注釈ー文字ー文字記入

ツールパレットー注釈ー文字ー文字記入

メニューー作成ー文字ーダイナミック文字記入

メニューー作成ー文字ーダイナミック文字記入

キーボード入力の場合は[TEXT]とコマンドラインに入力します。

 

現在の文字スタイルです。

文字スタイル管理ダイヤログボックス

文字スタイル管理ダイヤログボックス

文字作成時には現在の文字スタイルが適用されます。文字高さは「3」に指定しています。

文字スタイル管理については別のページで詳しく解説していますのでご覧ください。

1-16a. 文字スタイル管理[STYLE]
文字スタイル管理 文字を作成する場合にまずは設定が必要です。 フォント、高さ、傾斜角度など、文字の外観に関する設定が文字スタイルです。 文字スタイル管理のダイヤログボックスで文字スタイルの設定、保存が出来ます。 YouTubeでも解説してい...

 

1 TEXT + 確定キー

[TEXT]を実行

[TEXT]を実行

2 挿入基点をクリック

挿入基点をクリック

挿入基点をクリック

文字スタイルで文字高さを「0」にしていた場合、挿入基点の後に文字高さを指定します。

 

3 文字列の角度指定 + 確定キー

文字列の角度を指定

文字列の角度を指定

今回は0℃方向へ書くので何も入力せず確定キーのみ指示します。
角度はマウスで指示することも基準方位に対しての角度を数値で指示することも出来ます。

 

4 <文字入力>

文字入力

文字入力

 

5 <終了指示>

改行して2行書いていますが、1行ずつが1つのオブジェクトです。

一行ずつが一つのオブジェクト

一行ずつが一つのオブジェクト

 

通常は[Space]や[Enter]は終了指示の役割ですが、文字入力中は[Space]でスペースが入力され、[Enter]を押すと改行され続けて一行文字を入力できます。

空白行で[Enter]または[Esc]を押すと文字作成コマンドが終了します。
[Ctrl+Enter]を同時に押すことでも終了指示をすることが出来ます。

位置合わせの指示は行いませんでしたが、既定値は左寄せです。
文字は挿入基点を基準に配置されます。

 

文字作成時に位置合わせ文字スタイルを指定することも出来ます。

次に使用する文字スタイル「ST1」です。

文字スタイル管理ダイヤログボックス

文字スタイル管理ダイヤログボックス

現在の文字スタイルは「SS1」の状態です。
「ST1」の文字高さは「0」を指定しています。

1 TEXT + 確定キー

[TEXT]を実行

[TEXT]を実行

2 S + 確定キー

S(文字スタイル変更)を入力

S(文字スタイル変更)を入力

 

3 ST1 + 確定キー

ST1(文字スタイル名)を入力

ST1(文字スタイル名)を入力

 

4 J + 確定キー

J(位置合わせオプション)を入力

J(位置合わせオプション)を入力

 

5 MC + 確定キー

MC(中央)を入力

MC(中央)を入力

 

6 挿入基点をクリック

挿入基点をクリック

挿入基点をクリック

 

7 5(文字高さ) + 確定キー

5(文字高さ)を入力

5(文字高さ)を入力

 

8 文字列の角度指定

角度をマウスで指示

角度をマウスで指示

マウスで指示しています。

 

9 <文字入力>

文字入力

文字入力

10 <終了指示>

位置合わせの設定はファイルごとに保存されます。

マルチテキスト[MTEXT]

文字を入力する境界ボックスを指定して作成します。

アイコンまたはメニューからコマンドを実行する場合は画像を参考にしてください。

ツールパレットー注釈ー文字ーマルチテキスト

ツールパレットー注釈ー文字ーマルチテキスト

メニューー作成ー文字ーマルチテキスト

メニューー作成ー文字ーマルチテキスト

キーボード入力の場合は[MTEXT]とコマンドラインに入力します。

1 MTEXT + 確定キー

[MTEXT]を実行

[MTEXT]を実行

2 角の一方をクリック

3 対角をクリック

テキスト範囲を指示

テキスト範囲を指示

 

4 <文字入力>

文字入力

文字入力

テキストエディタ

テキストエディタ

マルチテキストにも文字スタイルが適用されますが、テキストエディタにより更に詳細な装飾することが出来ます。

5 <終了指示>

終了指示は次の方法があります。

・[テキストエディタを閉じる] ボタンをクリック
・境界ボックス外側のクリック
・[Ctrl+Enter]を同時に押す

終わりに

文字は線分や円作成などと同様に重要なオブジェクトなので、基礎機能として理解を深めましょう。

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